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2020年12月21日月曜日

新渡戸稲造の至言から(12月21日)

 

1221

「紳士はどこにあっても紳士である。紳士に国籍を付ける必要は毛頭ない。…サクラは江戸川堤(つつみ)に咲こうと、ポトマック河畔に開こうとサクラなのである。」(新渡戸稲造『編集余録』)

 

・上記は、新渡戸が親交を深めた米国人の友人、イライザ・シドモアを念頭においたものである(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』376頁参照)。

 

・国籍に関係なく、何人(なにじん)にもいい人もいれば悪い人もいる。

 

・人類共通の普遍的価値、倫理観は存在する。


・日本にも外国にも、紳士もいれば武士もいる。

 

・「典型的な紳士たるの条件は、上品な体面を保つことのほかは、すべてを自己の名誉のために犠牲にすることである。」(Bernard Shaw

 

・‛We must be gentle now we are gentlemen.’ (Shakespeare)

 

・‛A gentleman is simply a patient wolf.’ (Lana Turner)

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