1月11日
「廉恥心は少年の教育において養成せらるべき最初の徳の一つであった。「笑われるぞ」「体面を汚すぞ」「恥ずかしくないか」などは、非を犯せる少年に対して正しき行動を促すための最後の訴えだった。」(新渡戸稲造『武士道』)
・新渡戸は、幼少時代、悪ガキだった。手を焼いた母は、東京の叔父、太田時敏に稲造を預けることにした。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』16頁参照)
・「慈悲の情に乏しく、廉恥の心を失い、道理の世界を逸して財貨をむさぼることを「吝」と名付け、一身一家の生計を綿密に立てて外見の見栄を張らないことを「倹」と言う。」(福沢諭吉)
・「節操を貫き、道義を重んじ、心清らかで恥を知る心を持つ。これを失うようなことがあれば、決して国家を維持することはできない。上に立つ者が下の者に対して自分の利益を争い求め、正しい道を忘れるとき、下の者もみなこれにならい、人の心は財欲にはしり、日に日に卑しく、節義廉恥の志を失い、親子兄弟の間ですら財産を争い互いに敵視するようになるのだ。」(西郷隆盛)
・‛Unless you are ashamed of yourself now and then, you ‘re not
honest.’ (William Faulkner)
・‛We need never be ashamed of our tears.’ (Charles Dickens)
・‛Shame is an ornament of the young, a disgrace of the old.’
(Aristotle)
・‛A sense of shame is not a bad moral compass.’ (Colin Powell)
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