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2021年1月15日金曜日

新渡戸稲造の至言から(1月15日)

 

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「家のかかりつけの医者は進歩的な考えの人で、英語の極意を私たちに手ほどきしてくれたが、彼とてほんの生かじりの知識しかなかった。」(新渡戸稲造『幼き日の思い出』)

 

・ほんのさわりにすぎなかった英語との出会いによって、新渡戸は東京に行き、やがて留学するようになるのである。藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』20頁参照)

 

・幼き日の小さな思い出が、その人の人生を決めることがある。

 

・アルファベットをカニ文字と呼んでいた明治時代。それまで日本語は縦書きのみ。横書きの英語は横歩きのカニと同様だったのか。今は日本語もカニ文字?

 

・好奇心旺盛の子供時代。新しい言語の世界は、たくさんの発見の楽しみを与えている。

 

・言語は、生活文化や歴史を表す。見たこともない物の名前を覚えても仕方ない。なかなか頭に入らないし実感もわかないだろう。

 

・外国語も含め、異文化に触れると、想像が豊かになる。視野も広がる。

 

Knowledge of languages is the doorway to wisdom.’Roger Bacon

・‛Solely in the world of languages is the amateur of value.Wellintentioned sentences full of mistakes can still build bridges between people.‘(Kató Lomb

A different language is a different vision of life.‘(Federico Fellini

・‛The limits of my language mean the limits of my world.‘ (Ludwig Wittgenstein

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