2月17日
「我輩の長い観察によると、学生時代に吝嗇(りんしょく)という評判を受けた者は後日、世に出て成功するものが多い。」(新渡戸稲造『東西相触れて』)
・新渡戸は、上記の言葉を述べた時、札幌農学校時代の友人で、コツコツとお金を貯めて米国に私費留学した広井勇を念頭においていたようだ。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』54頁を参照)
・何のためにお金を貯めるか、人それぞれ、理由と目的がある。
・お金の使い方で、その人の人生がわかることがある。
・吝嗇か、倹約家か、節約家か、けちか、守銭奴か、同じことを表現するにも、言い方によって、随分変わる。
・実は、新渡戸の時代、吝嗇と言われるほど慎ましやかに地味に質素に生きることこそ、貴重だったのかもしれない。
・吝嗇と言われて学生ながらに広井も心が傷ついたろうが、それでも信念を曲げず、自分の目標の留学を果たして偉人になった。
・朱に交わりて赤くならず。
・’I'm not stingy. I'm just afraid of being
an easy mark. People wouldn't have money long if they didn't ask how much
things cost. ‘ (Doris Duke)
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