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2021年3月14日日曜日

新渡戸稲造の至言から(3月14日)

 

3月14日

「僕は常に思う、一枝の花の中に千種の花を見得ぬ者は花を語るに足らぬと。すなわち理想を論ずる者は一の中に千万の数を読むを要する。我々が理想とする所は、いかに小なりとするも、その全体を実現することはできずとも幾分かすることはできる。」(新渡戸稲造『自警』)

 

・「偉い人になる」とは、政府の高官になることばかりではない、蔭日向で人に尽くすことが偉い事で、地位・名誉にかかわらないことを、ある時、新渡戸は気づくのである。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』の81頁参照)

 

・「一枝の花の中に千種の花を見る」とは、一つの社会に様々な人がいること、一つの事でも様々な見方があること、細かな一つ一つに大事な役割があること等、気づきにくいことに気づくことを教えてくれる。

 

・理想の社会とは?理想郷とはどういうところか。

 

‛The ideal society can be described, quite simply, as that in which no man has the power of means to coerce others.jk‘(Edward Abbey

 

・‘I have cherished the ideal of a democratic and free society in which all persons live together in harmony and with equal opportunities.Nelson Mandela

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