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2021年5月24日月曜日

新渡戸稲造の至言から(5月24日)

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「使われる人に、主人を惜しむ心得があれば、主人もまた必ずその人を惜しむであろう。…我に取っては深き関係を有する人格という、高い所より考え及ぼすと、惜しむ念も深くなり、つまらぬことでみだりに動かされなくなる。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・主従関係も、友人関係等も、人間関係は相互的なものである。片思いでは長続きしない。

 

・結局は人。その人の人格が、惜しむ心を深くさせる。


・動揺するとは、心が乱れ穏かでない様子。人と人が支え合えれば、動揺することは少なくなる。

 

・「人というものは、自分を守ってくれなかったり、誤りを質す(ただす)力のなかったりする者に対して、忠誠であることはできない。」(マキャヴェリ)

 

・‛Loyalty to the country always. Loyalty to the government when it deserves it.’Mark Twain

 

・‘Love is friendship that has caught fire. It is quiet understanding, mutual confidence, sharing and forgiving. It is loyalty through good and bad times. It settles for less than perfection and makes allowances for human weaknesses.’ (Ann Landers


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