5月2日
「僕はアメリカにおって、日本を海外に紹介する役者が非常に少ないことを非常に嘆息した。それでいて外国人は日本に関して認識が不足だとか意識が不足だとか言っている。」(新渡戸稲造『読書と人生』)
・昔も今も、どうも日本人は発信力に欠けるようだ。もっと自信をもって、自国を宣伝しても良いのではないか。
・新渡戸は留学中、好むと好まざるに関わらず、日本人であることを意識させられた。人種差別もおそらくあったと思われるが、それに対して、日本をよりよく理解してもらおうと、積極的に講演等をした。英文『武士道:日本の魂(Bushido: The Soul of Japan)』の出版もその一環であった。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言から』133頁参照)
・人と知り合い、友人になるには、まず自己紹介から。理解してもらうには、特に国際社会では、黙っていては難しい、自ら発信してみよう。
・国際会議において、名司会者とは、日本人を話させて、インド人を黙らせることが出来る人、と言われるそうだ。
・「沈黙は金」の日本の諺は、グローバル社会では通用しないようだ。
・会議に参加する日本人を、silent(沈黙)、sleep(居眠り)、smile(微笑んでいるだけ)と揶揄されたこともあった。
・英語でよく発言する日本人に対して、「日本人ぼくないね。(You
are not like Japanese)」と言われることがある。
・‛PR is extremely
important, and being able to use it in the right way means everything. You have
to market your success.’ (Lee Haney)
・‛If I was down to the last dollar of
my marketing budget I'd spend it on PR!‘ (Bill Gates)
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