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2021年5月7日金曜日

新渡戸稲造の至言から(5月7日)平民(a common man)

 

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「士道は形を変じて、人民の道たる民道たるべし。教育の進歩とともに、戦を事とする貴族の武士は去りて、平和の民と称すべき平民は、陣頭に現れきたらずんばあるべからず。」(新渡戸稲造『随想録』)

 

・封建社会が終わり、民主主義の時代に入り、新渡戸は、武士道が形を変えた「平民道」を唱えた。それは、武士の掟の道徳観念を、一般にまで広める教育である。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言から』138頁参照)

 

・‛God must love the common man, he made so many of them.‘ (Abraham Lincoln

 

・‛When we are sick, we want an uncommon doctor; when we have a construction job to do, we want an uncommon engineer, and when we are at war, we want an uncommon general. It is only when we get into politics that we are satisfied with the common man.‘ (Herbert Hoover

 

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