6月12日
「君が聞いたら笑うかもしれぬが、僕にはこういうふうに思えるのだが…」(『新渡戸博士追憶集』)
・上記は、新渡戸校長が、生徒たちと議論をしていた時の言い方である。新渡戸は目下の者に対しても、馬鹿にせず丁寧に対応した。「君が聞いたら笑うかも」と逆に自分を卑下している。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』175頁参照)新渡戸の教養、博識は人一倍である。心に余裕や自信があったからこそ出来たことかもしれないが、それにしても、若者達一人ひとりを大切にした新渡戸先生の姿勢が現れた言葉である。
・「実るほど頭の下がる稲穂かな」
・傲慢になるな。傲慢になったら、いくら知識があっても地位や財産があっても、人間として失格である。
・偉そうにしている人ほど、実は偉くない。腰の低い人ほど、実は高貴な人である場合がある。だから、人に接する時は気を付けよう。
・知ったかぶりをする人ほど、ソクラテスの言う「無知の知」を知るべきである。
・この世の全てを知っている人などどこにもいない。AIだって全てを知ることはできない。だから、「そんなことも知らないの。」と馬鹿にするのは止めよう。
・様々な意見、考え、見方がある。それぞれの立場で、違いを比較、分析してみよう。意外な発見があるだろう。
・笑えるような、馬鹿にされるような突拍子もないような考えこそ、実はノーベル章ものだったりする。
・‛A teacher affects eternity. He can never tell where his influence stops.‘ (Henry Adams)
・‛A good teacher is like a candle. It consumes itself to light the way for
others.‘ (Unknown)
・‘A good
teacher can inspire hope, ignite the imagination, and instill a love of learning.’(Brad Henry)
・‘What the teacher is, is more
important than what he teaches.’ (Karl Meninger)
・‘Teaching
is the profession that teaches all the other professions.’(Unknown)
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