6月14日
「社会は人間が造るのである。人間を改良しなければ、幾度社会を打ちこわしても同じことであって、何ら社会は進歩しない。」(新渡戸稲造「一高倫理講話」)
・人が歴史を作る。
・新渡戸は、法律上の罰を重くする等改正して犯罪を抑止するよりも、小さい時からの徳育の大切さを説いた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』177頁参照)
・人は変わることができる。
・上記の新渡戸の倫理講話を書き留めていたのは矢内原忠雄元東京大学総長である。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』177頁参照)いまだに読まれている原文英語の新渡戸の『武士道』を日本語に名訳したのが矢内原である。日本人への徳の教育を重視したのだろう。
・徳治は、政治制度を超える。
・「法治国家」と言うが、その法を作るのも運用するのも人である。結局は、「人治」である。だから、誰が権力を持ち、誰がそれを支えるかはとても大事。
・「社会が悪い」というが、社会を構成するのは人。人が良くなれば社会も良くなる。
・‛A
good person can make another person good; it means that goodness will elicit
goodness in the society; other persons will also be good.‘(Bhumibol Adulyadej)
・‛Being a role
model is a privilege.’(Allison Felix)
・‘Society exists only as a mental concept; in the real
world there are only individuals.’(Oscar Wilde)
・‘In a completely rational society, the
best of us would be teachers and the rest of us would have to settle for
something else.’(Lee Iacocca)
・‘Society is a like a stew. If you don't
stir it up every once in a while then a layer of scum floats to the top.’(Edward Abbey)
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