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2021年6月20日日曜日

新渡戸稲造の至言から(6月20日)

 

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「(真に惜しまれる人は)性格の備わった品の良い人。心がけの正しい、真面目な、正直な、勤勉な、何人にも愉快の念を与え、この人を見れば光明に接するような思いがする人。…すなわち灯火のごとき人である。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・新渡戸が心から惜しんだ人物の一人が、第一高等学校の教え子の田島達介だった。後藤新平内務大臣の秘書官等をした後、ロンドンに留学中、34歳で亡くなった。新渡戸は、自著『日本』を、彼に敬意を表して捧げた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』183頁参照)

 

・新渡戸の周囲には、多くのエリート達、賢い優秀な人達がいた。その中でも、新渡戸が尊敬し重視したのは、人柄、性格、心掛け、そしてユーモアのある明るい人だった。

 

・「この人に会いたい」、「この人がいないと淋しい」、「この人の声が聴きたい」、そんな人物になりたい。

 

・時々思い出される人がいる。母のように優しく大らかで、安心でき、信頼できる人。思い出すと悲しくなるが、天国から見守っていて下さるかな。

 

・ああ、楽しかった、一緒に笑える人はいい。

 

・一方的に話をする人よりも、人の話をよく聞いてくれた人の方が、意外と惜しまれる。

 

・‛It's hard when you miss people. But you know if you miss them, that means you're lucky. It means you had someone special in your life, someone worth missing.‘ (Nikki Schiefelbein

 

・‘The reason it hurts so much to separate is because our souls are connected.’ (Nicholas Sparks

 

・‘The joy of meeting pays the pangs of absence; else who could bear it?’ (Nicholas Rowe

・良き出会いほど、別れは辛くなる。

 

・‘Love is missing someone whenever you're apart, but somehow feeling warm inside because you're close in heart.’ (Kay Knudsen

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