7月12日
「礼の最高の形態は、ほとんど愛に接近する。吾人は敬虔なる心をもって、『礼は寛容にして慈悲あり、礼は妬(ねた)まず、礼は誇らず、驕らず、非礼を行わず、己の利を求めず、憤らず、人の悪を思わず』と言い得るであろう。」(新渡戸稲造『武士道』)
・「礼儀は仁愛と謙遜の心から発して」いる。そう新渡戸は感じ、それを「茶の湯」にも見ていた。人間関係における礼節も重んじた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』207頁参照)
・「起立、礼、着席」と何度となく挨拶として行ってきた「礼」であるが、その意味は深かったのである。
・相手を思いやる心が形になって現われる、それが「礼」ではないか。
・「衣食足りて礼節を知る」
・親切心、丁寧さ、清潔感、同情、感謝などが、「礼」を構成する要素ではないか。
・「礼儀ほど美しいものはない。」(渋沢栄一)
・‛To be humble to superiors is duty, to equals
courtesy, to inferiors nobleness.‘( Benjamin Franklin)
・‛life is a gift, and i try to respond with grace and courtesy‘ (Maya
Angelou)
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