新渡戸稲造の至言から（7月8日）同情心（empathy)

 

7月8日

「逆境に陥った人は、自分の逆境を思うて、とかく他人が自己と同じ逆境に陥るのが、当然であるかのごとく見なすものが多い。…逆境のために同情心を失う故である。」（新渡戸稲造『修養』）

 

・人の幸せを喜べなくなるな。

・人を羨むな。

 

・どんな時でも、思いやりを忘れるな。

 

・幸せにも不幸にも格差はない。

・どんな逆境も、逆境には変わりない。

 

・新渡戸は18歳で母を亡くし、我が子も小さいうちに亡くすという逆境を経験した。上記は、そんな自分の体験から反省も込めて述べた言葉だろう。（藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ　新渡戸稲造の至言』203頁参照）

 

・‛Empathy is about standing in someone else's shoes, feeling with his or her heart, seeing with his or her eyes. Not only is empathy hard to outsource and automate, but it makes the world a better place.‘（Daniel Pink）

 

・‘Empathy is about finding echoes of another person in yourself.’（Mohsin Hamid）