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2021年7月9日金曜日

新渡戸稲造の至言から(7月9日)不幸(unhappiness)

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「近来、病気中に書かれた書物は少なくない。例えば『一年有半』とか『一粒米(いちりゅうまい)』または『伏屋の曙』などのごときは、みな平均以上の不幸に陥った人が…不幸を善用して、心を磨いたものである。これは一つの境遇を善用すると否との心がけによるのである。」(新渡戸稲造『修養』)

・新渡戸自身、5歳で父を亡くし、18歳の時は母の死に目に会えず、子供は8日で亡くしている。そして、「悲哀を感じない人は、本当の幸せも分からない。」と述べている。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』204頁参照)

 

・人を羨むべからず。そして自分自身の善用を尽くせ。

 

・大変な苦労をした人ほど、人に勇気を与えられる。

 

・もしかしたら、不幸も幸せも表裏一体。

 

・塞翁が馬。不幸が幸せをもたらすこともあれば、幸せが不幸をもたらすこともある。

 

・‛People don’t know when they are happy. They’re never so unhappy as they think they are.  (Marcel Proust

 

・‛Sometimes you have to let everything go – purge yourself. If you are unhappy with anything – whatever is bringing you down – get rid of it. Because you will find that when you are free, your true creativity, your true self comes out. ‘(Tina Turner

 

・‛Comparison is the thief of joy. ‘(Theodore Roosevelt

 

・‘You will never be happy if you continue to search for what happiness consists of. You will never live if you are looking for the meaning of life. ’ (Albert Camus

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