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2021年2月28日日曜日

新渡戸稲造の至言から(2月29日)うるう年(a leap year)

 229


「二月は平年には二十八日なれど、うるう年には二十九日なり。この一日、勤め人は損したと言い、商人は得したと言う。同じ一日を見ること、かくまで反対なるは、日々の仕事を我がものと思うと否とによる。」(新渡戸稲造『一日一言』)

 

・コップの水を半分しかないと見るか、半分もあると見るかは、その人次第。

 

・時は金なり。一日多いうるう年は、一日得した気分。4年に一度の貴重な時間。

 

・‛A leap year means, 24 hours more to make a year memorable, 24 hours more to make a year countable, 24 hours more to take yourself on a better place within a year, Make every second count.’ (Sajib-SK)

新渡戸稲造の至言から(2月28日)

 228


「人間の伸々(のびのび)するのは、頭で伸びるのではない。肝で伸びるのである。この肝に温か味があって、始めて人間が伸びる。この温かい情愛のあるところが青年の青年たるところであり、青年の進歩もそこから出るのである。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・新渡戸は、読書や歴史上の人物から学ぶのも大事だが、より大切なのは、血の通った人間と直接触れ合って成長することだと説いている。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』65頁を参照)そんな考え方が、上記の「温かい情愛」や「肝に温か味」という言葉につながったのだろう。

 

・人と人とが触れ合う真の世界は、ヴァーチャルな世界よりも、ずっと大きな力を有す。

 

・北風より太陽。太陽はコートを脱がすだけでなく、人の心を解き放す。

 

・叱る以上に、褒めると人は成長する。

 

・良き友を選びて、共に切磋琢磨せよ。

 

・良き先生には、遠慮せずに何でも聞いてみよう。良き先生なら、きっと答えてくれる。わからなくても一緒に考えてくれる。

 

The human touch is that little snippet of physical affection that brings a bit of comfort, support, and kindness. It doesn’t take much from the one who gives it, but can make a huge difference in the one who receives it.Mya Robarts

 

・‘Nothing eases suffering like human touch.Bobby Fischer,

 

(読者より)

226日の新渡戸の至言について>

・「『お天道様がみている』という言葉は良きにつけ悪しきにつけ、人皆に平等に注がれる自然の恵みでしょうか日本人の精神(自然崇)を形成する上で、とても大切な感性ですね。」

227日の至言について>

‛That's what university life is all about. Challenging, questioning, enjoying good people and good friends, and pushing yourself to the limit. ‘David Robinson

「いい言葉ですね。もちろん大学生活の心得だけではなく、人生全般に当てはまる言葉です」

2021年2月27日土曜日

新渡戸稲造の至言から(2月27日)

 

227

「もし大学なるものが、職業を得るためのみの道行きとなったならば、大学は下落し、堕落するものだと思う。大学というものには、もっと高いところがなくてはならない。つまり、人間として修むべき道に重きをおいていかねばならぬ。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・人間性を磨く最終的な教育の場が大学。職を得るだけなら大学に来なくても良い。

 

・文学、哲学を含めた様々な分野の学問に、人間を練る糧がある。

 

・お金の対価としての仕事に就く前に、成人(大人)として自由に何でも自分で行動できる貴重な時間が大学生時代。自由な発想で、色々なことに挑戦するうちに、自らの個性に気づいたり、将来への道が見えたりする。

 

・大学は専門学校ではない。就職技術を身に付けるのみではなく、もっと人間関係、人生を学べ。

 

・大学で得た友は一生の友となり得る。

 

・友人は同僚ではない。利益と関係なく、人生を語り、哲学を語り、悩みを打ち明けられる。

 

・‛That's what university life is all about. Challenging, questioning, enjoying good people and good friends, and pushing yourself to the limit. ‘(David Robinson

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2021年2月26日金曜日

新渡戸稲造の至言から(2月26日)恵み(Grace)

 

226

「僕がもし札幌に学ばなかったら、いわゆる出世していたかもしれぬが、軽薄才子で終わるだろう。札幌に学んだために、霊的に受けた恵みは一生を通じて極めて大である。」(『新渡戸稲造追憶集』)

 

・札幌農学校時代に、新渡戸が受けた宗教的雰囲気は、一生を通じて新渡戸の精神的支えになったようだ。その雰囲気がなかった東京大学を、新渡戸は一年でやめ米国に留学した。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』63頁を参照)

 

・軽薄才子は出世の道かもしれないが、深い精神的つながりは一生の宝。

 

・人生で不条理を感じたり、解決しない悩みがつのったりする時、祈りが必要になる時がある。

 

・北の大地の自然の中にいるからこそ、より「霊的」な恵みを感じることが出来たのかもしれない。

 

・八百の神々は、自分の心の中にいる。ただ気づかないだけ。

 

・金の切れ目は縁の切れ目。利益の友は一時の友。心の友は一生の友。

 

・‘Abounding sin is the terror of the world, but abounding grace is the hope of mankind.  (A. W. Tozer

・‘For grace is given not because we have done good works, but in order that we may be able to do them.‛ (Saint Augustine Of Hippo


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2021年2月25日木曜日

新渡戸稲造の至言から(2月25日)職務(career)他

 

225

「物に順序あり、この順序を守る第一の階梯は各自が各自の預かった職務に忠実なることである。…小なる職務に忠実なれば、この人は中なる職務に進み、それよりさらに進んで大なる職務を預かることになる。」(新渡戸稲造『人生読本』)

 

・基本が大事。土台(基礎)がしっかりしていると、上に積み上げた時でも安定する。逆は、すぐ崩れる。

 

・小、中、大と、だんだん大きくなる。小からいきなり大にはなれない。

 

・初心、忘れるべからず。

 

・スポーツ選手は、運動や試合を始める前に準備体操や体幹レーニングをする。音楽家は曲を弾く前に基礎音階を弾く。書家は、字を書く前に線を書く。前段があると、後段の進歩は飛躍的。

 

・新渡戸の最初の仕事は、開拓使御用掛として北海道の農業指導にあたった。米国とドイツへ留学し、帰国後は母校で農学、倫理、英文学等を教える。その後、第一高等学校の校長、国連事務次長等を務めるが、新渡戸にとって、職業に優劣はなく、常に忠実だった。新渡戸は貧しい子供たちに教育を施すことも行った。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』62頁を参照)

 

・‛It's not what you achieve, it's what you overcome. That's what defines your career. ‘ Carlton Fisk

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・‘I think everyone should experience defeat at least once during their career.’ (Lou Holtz)

 

・‘I've come to realize your career is all about the choices you make. Every single one matters. Demi Lovato

・‘If the career you have chosen has some unexpected inconvenience, console yourself by reflecting that no career is without them. Jane Fonda

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容易い職業など、そうそうないということ。でも、失敗しても、それも必要かつ重要な人生の一頁。自分が就いた職務は、全て意義がある(あった)ということのようです。

 

224日の「新渡戸の至言」について読者の方より教えて頂きました。

(読者)

「情けは人のため為らず」とよく耳にしますが、なんと出処は新渡戸先生の『一日一言』であるとの解説を発見しました‼️

 

「施せし情は人の為ならずおのがこゝろの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れても人の恩をばながく忘るな」(新渡戸稲造『一日一言』)

2021年2月24日水曜日

新渡戸稲造の至言から(2月24日)情け(kindness)

 

224

「“世は情”とは、我を知らぬ人にも同情をもって迎えよという教えだろうと思う。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・新渡戸は、見も知らぬ女性が売春されそうになったのを、自らの財をはたいて助けた。新渡戸のような人物は、現在でもいるだろうか。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』61頁を参照)

 

・見て見ぬふりは、自分も悪いことをしているのと同じこと。

 

・自分は非力で人助けをすると自分が危険に遭いそうな場合は、他の人に助けを依頼しよう。「協力」には、(十字架に)力が四つも付いてくる。

 

・「旅は道連れ、世は情け」

・‛In travelling, companionship in life, kindness(sympathy).’

 

・‛No road is long with good company.’

 

・‛Kindness is in our power, even when fondness is not.’ (Samuel Johnson)

 

・‛He who sees a need and waits to be asked for help is as unkind as if he had refused it.’ (Dante Alighieri)

 

・‛Three things in human life are important; the first is to be kind; the second is to be kind; the third is to be kind.’(Henry James)

 

・‛The smallest act of kindness is worth more than the grandest intention.’ (Oscar Wilde)

2021年2月23日火曜日

新渡戸稲造の至言から(2月23日)

 

223

「心をリベライズするということ、エマンシペートすることが、私は学問の第一の目的だと信ずる。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・新渡戸は、札幌農学校では、農学という技術的学問の他、哲学、文学等人間性に関わる学問も行い、心の解放、自由な精神を身に付けたと述べている。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』60頁を参照)

 

・「学問の自由」は、真理の探究のために必要不可欠だ。その学問の自由に、精神の自由、思想・表現の自由も必要だが、その自由を養うのが、教育の一つの目的でもある。

 

・「心の自由」、生きて行く上で、一番必要かもしれない。

 

・精神が自由になるとは、ストレス・フリーのこと。

 

‛Emancipate yourselves from mental slavery. None but ourselves can free our minds.’ (Bob Manley)

 

・‛Don’t diminish yourself in any way.  Dare to be all that you are.’ (Leonard Jacobson)

2021年2月22日月曜日

新渡戸稲造の至言から(2月22日) 伝記(biography)

 222


「人の伝記というものは…ただ履歴書を書くように、だれはいつ生まれどうしたとか、何年に勲章をもらって…いつ病気になって死んだとか、そんなものではない。…人の性格のあらゆる方面を表わすように書くのである。」(新渡戸稲造『読書と人生』)

 

・新渡戸は、よそ行きの姿ではなく、ありのままの自然の姿を描くことこそ伝記の良さであると言う。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』59頁を参照)

 

・人は自然体、または危機の時に、その本性を表わす。

 

・一人の人でも多様性を持つ。見る側面によって違ってくる。十人十色ならぬ一人でも十色。

 

・伝記を読むと、一人の人生でも、紆余曲折があることがわかる。苦労のない人生はないし、そんな伝記は面白くない。

 

・困難に直面した時にどうしたか、そこが伝記を読む面白さである。

 

・‛Live your life as if you are writing your Biography.’(Keshia Chante)

 

・‛The immense appetite we have for biography comes from a deep-seated sense of equality. ‘(Charles Baudelaire

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・‛No great man lives in vain. The history of the world is but the biography of great men. ‘(Thomas Carlyle

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2021年2月21日日曜日

新渡戸稲造の至言から(2月21日)

 

221

「『何が役に立つかというと、農学校におった時分に英文学をやったのが一番役に立つ』」(新渡戸稲造『読書と人生』)

 

・上記は、新渡戸が、農学校を出て知事になった友人から聞いた言葉である。新渡戸は、農学校で農学知識を学んでよかったという返事を予期していたが、意外な言葉が返ってきた。読書には、「意志の鍛錬」、「実利」及び「心の慰安」の三つの要素(目的)があると新渡戸は述べている。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』58頁を参照)

 

・意外な所で、意外なことが役に立つ。

 

・人生はわからない。無駄だと思っていたものが、とても役立ち、助けになることがある。

 

・単細胞よりも、広い視野をもとう。深く掘り下げたい事柄も、ある程度の幅がないと、効率よく上手く掘ることはできない。

 

・馬鹿にしていたものが、天才のように見えることもある。

 

・文学には、分野や時代を超えた様々な人の人生が繰り広げられている。だから、実務的専門書等より、心に訴えるものが多い。

 

・‛The best of a book is not the thought which it contains, but the thought which it suggests; just as the charm of music dwells not in the tones but in the echoes of our hearts. ‘ (Oliver Wendell Holmes

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・‛All good books are alike in that they are truer than if they had really happened and after you are finished reading one you will feel that all that happened to you and afterwards it all belongs to you; the good and the bad, the ecstasy, the remorse, and sorrow, the people and the places and how the weather was. Ernest Hemingway

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2021年2月20日土曜日

新渡戸稲造の至言から(2月20日)

 220

「それは止せ、君の学力が落ちる。帝国大学など誠に詰まらぬ処だ。」(『新渡戸博士追憶集』)

 

・上記は、新渡戸が、東京大学について、札幌農学校の後輩に述べた言葉である。当時の東京帝国大学の学問のレベルが、札幌農学校より劣っていたことを新渡戸は感じていたようだ。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』57頁を参照)

 

・名前に惑わされるな。中身を見よ。

 

・ブランド志向が強すぎると、嘘ものを掴まされる。

 

・偏差値より、個性と努力。

 

・切磋琢磨できる友達がいる所が、成長できる学校である。

 

・‘A man who has never gone to school may steal from a freight car; but if he has a university education, he may steal the whole railroad. ’(Theodore Roosevelt

 

・‘The University brings out all abilities, including incapability. ’(Anton Chekhov


2021年2月19日金曜日

新渡戸稲造の至言から(2月19日)

219

「人を譏(そし)らんとするにあたり悪言を吐かぬは一つの克己なり、自ら制するの方法である。ただただ言わんと欲するを言わぬだけと思えば消極的に聞こゆれども、その実は大いに積極的の修養法である。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・言いたいことを言わずに我慢する方が、言いたいことを言ってしまうより、余程、辛抱と忍耐と努力を必要とする。

 

・新渡戸は、16歳頃に、人の悪口を言うことは、自分の欠点を増やすことになると悟ったそうだ。そして、「小さな過ちを責めず、内緒ごとを暴かず、昔の悪事を思わず」の三つを肝に銘じた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』56頁を参照)

 

・人の言ったことを否定するよりも、まず肯定から始めよう。それから、静かに批評すればよい。

 

・誰も褒められて怒る人はいない。

 

・笑顔で叱ってみよう。意外と難しい。スマイル君の顔で小言を言えたら偉い。

 

・褒めてあげた方が、叱るよりも、人は成長するらしい。

 

・怒りたくなったら、いっそ笑ってしまえ。

 

・人を批評、非難する場合こそ、丁寧語や敬語を使ってみよう。人を蔑む言葉、下品な表現は出来るだけ避け、上品に優しく行こう。

 

・「人をそしる心をすて豆の皮むく」(尾崎放哉)

 

・‘It is easier to criticize than to do better.’ (Swiss Proverb)

 

・‛The human tongue is more poisonous than a bee’s sting.’ (Vietnamese Proverb)

 

・‛The bad plowman quarrels with his ox.’ (Korean Proverb)




 


2021年2月18日木曜日

新渡戸稲造の至言から(2月18日)議論(debate)

 

218

「事を論ずるに当たり、悪口雑言(あっこうぞうごん)を挟むものは、理は尽きて、自己の主張の論拠のなきを自白すると同然である。つまり負けた証拠に他ならぬ。思想と議論はあくまでも冷静なるを要す。」(新渡戸稲造『自警』)

 

・理路整然と語るには、論理的思考が大切である。

 

・感情に訴えたことは冷めると終わる。冷静に論知的に訴えたことは、ずっと残る。

 

・思考と論理は冷静に詰めながらも、冷淡にはならずに、心は優しく保っていたい。

 

・素直な感情は大切だが、感情論はいけない。

 

・喜怒哀楽を見せて良い時と、見せない方が良い時がある。

 

・冷静に、穏やかに、優しく、鋭く、時に力強く、語る。それは、まるで音楽のように。

 

・聞いて語る、語って聞く、それが議論。語ってばかりも、聞いてばかりも、議論にならない。

 

・民主主義の根底には、議論、討論がある。それを可能にするのは、論理的思考力である。

 

・冷静に議論できるようにするにはどうしたら良いか。それは、考えさせる教育を重視することである。

 

・想像力は、考える力を発展させる。

 

・‘He who cannot put his thoughts on ice should not enter into the heat of dispute.Friedrich Nietzsche

 

・‘Don’t raise your voice, improve your argument.’ (Desmond Tutu)

2021年2月17日水曜日

新渡戸稲造の至言から(2月17日)吝嗇(Stingy)

 

217

「我輩の長い観察によると、学生時代に吝嗇(りんしょく)という評判を受けた者は後日、世に出て成功するものが多い。」(新渡戸稲造『東西相触れて』)

 

・新渡戸は、上記の言葉を述べた時、札幌農学校時代の友人で、コツコツとお金を貯めて米国に私費留学した広井勇を念頭においていたようだ。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』54頁を参照)

 

・何のためにお金を貯めるか、人それぞれ、理由と目的がある。

 

・お金の使い方で、その人の人生がわかることがある。

 

・吝嗇か、倹約家か、節約家か、けちか、守銭奴か、同じことを表現するにも、言い方によって、随分変わる。

 

・実は、新渡戸の時代、吝嗇と言われるほど慎ましやかに地味に質素に生きることこそ、貴重だったのかもしれない。

 

・吝嗇と言われて学生ながらに広井も心が傷ついたろうが、それでも信念を曲げず、自分の目標の留学を果たして偉人になった。

 

・朱に交わりて赤くならず。

 

’I'm not stingy. I'm just afraid of being an easy mark. People wouldn't have money long if they didn't ask how much things cost. ‘ (Doris Duke)


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2021年2月16日火曜日

新渡戸稲造の至言から(2月16日)

 

216

「平凡の事柄の中に、大なる教訓が含まれている。浅薄極まることと思うことに、則る(のっとる)べきことがある。…三百六十五日中に三百六十四日間は、分かりきった平凡な問題で世渡りするのである。したがって、この分かり切った事柄について、精神を修養するがよいと思う。」(新渡戸稲造『修養』)

 

・些細な事から多くを学ぶ。

 

・恥ずかしがった事を恥じよ。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』53頁を参照)

・恥はかき捨て。

 

・小さな事の積み重ねが大きな事を生む。

 

・一見些細なことのように見えても、実は重大だったりする。

 

Simple is best.

There are so many important things in small things.

You find lots of lessons to learn in your ordinary life.

 

・‛The most ordinary word, when put into place, suddenly acquires brilliance. That is the brilliance with which your images must shine.  Robert Bresson

・‛Excellence is doing ordinary things extraordinarily well.’ (John W. Gardner)

 

・‛You enter the extraordinary by way of the ordinary.’ (Frederick Buechner)

岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...